備忘録

最近面白い記事を見つけたので少し。

『なぜデザインが必要なのか』について。

①優れたデザインはユーザーの間口を広げる
・優れたデザインや心地の良いUIは、ユーザーに対しサービスを「まず使ってみよう」という気持ちにさせる力を持っている。
・スタート段階で多少の機能の不足や不具合があったとしても、その後の改善に期待してユーザーの気持ちを繋ぎ止める要素になる。
・逆に、ソフトウェアとしての完成度が高いサービスであっても、デザイン性に欠ければ、その魅力が伝わる以前に入り口自体を塞いでしまうため、大きな機会損失が発生する。



②携帯性が強いプロダクトにはデザイン性が求められる
・PCブラウザ上でしかサービスが利用できない時代から、iモードをきっかけに携帯電話からもインターネットにアクセスできるようになり、近年ではスマートフォンの普及及びアプリ配信プラットフォームの整備により、モバイル端末におけるネイティブアプリという形でのサービス提供も広がりを見せている。
・これに伴い、ユーザーが「サービスを携帯している」感覚が強くなってきているのではないかと考えている。
・ファッションアイテムなどを例に取れば分かるように、携帯性の強いものほどデザイン性が求められるのは当然の流れ。



③優れたデザインは女性ユーザーをグリップする
・女性のスマートフォン人口の伸びからも分かるように、近年はWebサービスのビジネスターゲットとして女性を無視できない状況になっている。
・女性は男性に比べ見た目や感性を重視する生き物ですので、女性に訴求するためには優れたデザインが必須となる。
・また、古いデータではありますが、女性は男性に比べ口コミの発信量が約2倍との調査結果もあり、サービスを広げる施策としても女性をグリップすることが重要。



④優れたデザインはグローバルな共通言語となる
・優れたデザインやUIは、言語ローカライズ不要のコミュニケーションツールとなり得る。
・近年、大きな志を持ってスタートアップするサービスはそのほとんどが当初からグローバル展開を意識していますが、その意味でもデザインは世界で成功するための登竜門として位置付けられる要素ではないか。


日本ではなかなか物の『デザイン』に対する意識や認識がまだまだ普及していないようですが、アップルの普及により、『デザイン』という定量化にしくいものの価値について、少しずつ広まっているのではないでしょうか?

そんな中でも、上記の記事は非常に示唆に富んだものです。

AとBというものを検討する際、よりデザイン検討されたAの方が良いよね?という漠然としたものから、より根底にある、デザインに対する強い意図が理由づけされています。

それは、モノやコトがヒットするためには必要な十分たる条件なのでしょう。
つまり、モノ、コトを企画する際、しっかりとインサイトに訴える、戦略に基づいたデザインはもはや必須ということでしょう。

なぜデザインが必要なのか?そしてなぜ人がそれを選ぶのか?

とても興味深いテーマです。
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# by cobolabo | 2012-01-10 15:28 | つれづれ

形態は・・・

皆さんお元気ですか?

さて、今回は昨日からずっと考えて気になっていること。それは、

『形態は機能に従う』

という言葉です。
これは、現代建築の三大巨匠の一人、建築家フランク・ロイド・ライトの師である建築家ルイス・サリヴァンの言葉です。

この言葉はドイツの近代建築・デザインで有名なバウハウス等でも踏襲され、モダニズム建築に脈々と引き継がれる『機能主義』に行きつく原泉です。

つまりは、物の見た目、形は、その機能に従う、従属するという考え方です。

さて、それでは『機能』とは一体何か?
通常は物に備わる働きを意味し、例えば、ある組織の部分が担う役割のようなものを意味します。

人間の体の中で胃を例に例えると、人間が取り込んだ食物を一定時間貯留し、消化するなど、そういったものが機能として考えられます。


そこで、では機能は何に基づいて決められ、発生するのか?

先の言葉に従えば、形態が従う機能とは先天的に何か定められた物の様に、前提条件の様に言われていますが、機能とはそのような固定的なものなのか?

はたまはある変化を伴う流動的なものなのか。

機能を決めるにはそれを統合する、より上位の概念が必要になります。
重複しますが、機能とはある部分が担う、全体の中のある役割なのですから。

ではその全体とは何か?
色々と考えてみたのですが、それはやはり『目的』なのでしょう。


例えば、建築では一般に、各スペースや諸室についてリビングやら廊下やら名前を付けます。
設計者やデザイナーにとってその諸室での行為や機能の存在は、もはや疑う余地のない、ある種の前提条件の様なものなのです。

しかし、本当にそれらは決まり事のように固定されたものなのでしょうか?
仮にそれら諸室の機能を統合するある建築やデザイン全体の目的を考えてみると、それらは時系列に見ても、ユーザーの属性によっても変化をしていくものなのです。

つまり、目的とは流動的なものであって、決して固定されたものではないのです。
となると、必然的に、各部分の機能そして形態とは、決して固定化されたものではなく、ある種の流動性を伴うものなのです。

各設計者やデザイナーが恐らく無意識的には理解しているものの、あえて整理するならば、

①機能⊃形態
②目的⊃機能
つまり
③目的⊃形態

ということになるのでしょう。

物のデザインを考えるときには、機能を包含するその上位の目的を意識的に考え、思考を解放することで、行き詰まっていたものが昇華するかもしれません。これは当たり前なのですが、だからこそ意外と忘れられがちな行為でもあるのです。また、逆を言えば、デザインされた物の目的が変化した場合、その機能や形態は必然性を帯びることはなくなります。

つまり、目的を設定する段階で、ある程度普遍性を帯びた、揺るがない信念を伴う目的を設定すれば、結果として斬新な形態が生まれるのではないでしょうか。


長々となりましたが、このテーマは非常に興味深いので引き続き考えてみたいと思います。
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# by cobolabo | 2012-01-09 00:00 | 建築・デザイン

新年

皆様、新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

昨年は東北三県、とりわけ故郷福島県は未曾有の災難のあった年でした。
また、この状況は相も変わらず、今年も、これからも永く続くことと思います。

常に、故郷に対して自分が何ができるか、何を返すことができるか、そのことを胸に
一年を頑張りたいです。

そんな状況の中でも、お正月の帰省の際、福島・会津はいつもの故郷でした。

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昔の緩やかで、穏やかで、静かな福島に戻ることのできるよう、具体の行動に移していきたいと
思います。
写真は、会津若松駅に停車していた電車です。

佇まいが懐かしい感じがしたので記念の一枚。


さて、とりとめもない感じになりますが、昨年末に一年を漢字で表させていただきましたが、
今年一年を漢字一文字で希望を込めて表すとするならば、『開』です。
想いは色々とありますが、年末の総括時にでも振り返ることが出来れば幸いです。

それでは、今日から始動!
一気に加速度付けて駆け抜けます!
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# by cobolabo | 2012-01-05 12:00 | つれづれ

練馬コミュニティビジネスメンバー会合

みなさん こんにちは。

早いもので、今年も残すところあと数日となりました。

今年はあまりに沢山の喜怒哀楽がありすぎ、一言では言い表すことの出来ない一年となりました。
もちろん、故郷福島の惨事も含めてのことであります。

私なりに、敢えて今年を漢字一文字であらわすのならば『転』でしょうか。
転には転機、転倒、転回などさまざまな言葉が思いつきますが、自分のすべての動きがこの一文字で
表されているような気がします。


さて、そんな一年の中でも、今年は地元練馬区の皆様との貴重な出会いがありました。
きっかけは、区主催のコミュニティビジネス講座です。
(コミュニティビジネスとは、ビジネス手法を用いて社会課題を解決するという意味です)


社会起業家やらCSRやらと、何かと社会貢献とビジネスとをリンクしての話題が多い昨今、実際に活動されている方や活動準備・興味を示している方は、震災の影響もあってか、私の知る限りでもかなりの数に及びます。そして、その分野たるや様々です。


そんなこんなで、先日はそういった意識の高い方々と打ち上げと称した忘年の飲み会でした!!

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場所は、西武池袋線江古田駅近くの鳥料理酒屋『竹山』さんです。

集まったメンバーは、食をキーワードに地域活動を計画されている方々、デザインやコピーライティング力を生かした地域密着型プロデュース業を検討している方々、教育をキーワードに活動を検討している方々など様々。

我々も練馬区の地域資源を用いたまちづくりを検討しており、皆が情報や意見の交換をして大変盛り上がりました。

また、中には実際すでに活動されている方もいらっしゃり、貴重な話をお聞きすることが出来ました。

このつながりを大切にして、来年に向けてさらなる発展ができればと思います。


そして翌日は、近所でお世話になっている同じく会津出身の建築家の方と練馬区光が丘の喜多方ラーメン屋さんでランチ。


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たまに無性に食べたくなるあの優しい味。
美味しかったです♪


さてさて、本当に今年は公私ともに色々と動きのあった激動の一年でしたが、来年はこれを礎として、大きな飛躍の年となればと思います。

引き続き皆様どうぞ宜しくお願い致します。


PS:あっ、竹山さんの鳥料理、とても美味しかったです。江古田は未開拓な町ですが、近いので個人的にまた訪れたいと思います!!
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# by cobolabo | 2011-12-28 09:13 | つれづれ

感じる服考える服展

こんにちは。

昨日は、東京オペラシティアートギャラリーで開催された『感じる服考える服』展に行ってきました。


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当展示会は、会場構成を建築家の中村竜治さんがやっておられます。
中村さんのデザインについては以前拝見したインスタレーションから、非常に興味を持って見ています。

昨日のデザインは、会場全体に鉄製の梁を目高で縦横無尽に掛けるというもの。

通常、人は空間を認知するとき、壁と床の接点のコーナー部分、素材の境目等を視覚で感じることで
距離感や位置関係を把握しますが、意図的に視線の高さでそれら視覚機能を『不自由』にすることで、それ以外の器官が自ずと研ぎ澄まされ、空間を認知しようと脳が働きます。

(写真が撮れないのが残念!)

また、それら不自由な空間構成により、通常の歩行とは異なる動きに基づき、デザインされた洋服を普段は見慣れないアングルから見ることで、新たな発見や気づきがあります。

展示の中でも、アンリアレイジ/ケイスケカンダさんの洋服デザインは、通常の服飾におけるスケール感を覆し、新たなスケールで作り直したもので、非常に面白い試みでした。

中村さんの会場デザインと相まって、相乗効果が発揮されていました。

そのほかにも、ミナ・ぺルホネンさんやら、キルトによる和室の再構築をしていた提案など、参考になるデザインが数々!!

おもしろかったです。


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で、最後はクリスマスのイルミネーションということで!!
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# by cobolabo | 2011-12-22 10:32 | 建築・デザイン