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フューチャーセッション@こだいら

こんにちは。

先日、小平市の嘉悦大学で開催された『フューチャーセッション@こだいら』なるイベントに参加してきました。

こちらは、小平のNPO『Mystyle@こだいら』の竹内さんが事務局を務め、また、知り合いでもある中小企業診断士の小野さん(小平市民)が登壇されるとのことで、ワクワクしながらの参加でした♪


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老若男女、熱い想いを持った参加者がたくさん来ていました。


まずは、ゲストによるトークセッションです。
メンバーは、『フューチャーセンターをつくろう』の著者であるの野村恭彦さん、教育コンサルから柏市議になり活躍中の山下洋輔さんや松戸市役所の職員の方など、これまでの活動について語ります。


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その後は、参加者が早い者勝ちでまちについて語りたいテーマをあげて、各テーブルごとに立場や肩書を捨てて、行政、企業、NPO、市民が混在してのワールドカフェです♪

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(ちなみに私は、『儲け話』というテーブルにしました。笑)

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最後は各テーブルごとに議論した内容を紙粘度などを用いて形にします。
そしてたっぷりの振り返りの時間です。



以上こんな感じでしたが、参加者の気になったコメントや自分なりに整理したことをまとめると以下。

○まちには立場を超えてベクトルが同じ人と出会う場が必要
○フューチャーセンターとは、自分にできる小さな一歩がみんなの役に立つと実感できる場所
○市民をリスペクトして、日ごろの肩書や殻を脱ぎ捨てることによって気付きを得た(松戸市役所職員)

つまり、フューチャーセンターとは、
○『対話の為の専用空間』『人と人とのつながり』『企業や社会の変革装置』
○多様な主体による討論を通じた思いの共感と実行への足がかり、きっかけ
○行政、企業、NPO単体では解くことのできない社会課題をイノベーションにより解決する場のこと



最後に、フューチャーセンター6つの原則を野村さんの著作から一部引用します。

①フューチャーセンターでは、思いを持った人にとっての大切な問いから、全てがはじまる
②フューチャーセンターでは、新たな可能性を描くために、多様な人たちの知恵がひとつの場所にある
③フューチャーセンターでは、集まった人たちの関係性を大切にすることで、効果的に自発性を引き出す
④フューチャーセンターでは、そこでの共通経験やアクティブな学習により、新たなよりよい実践が創発される
⑤フューチャーセンターでは、あらゆるものを試作する
⑥フューチャーセンターでは、質の高い対話が、これからの方向性やステップ、効果的なアクションを明らかにする




これまで経験してきたワークショップやワールドカフェの位置づけが、自分の中で随分と整理されたような気がしました。日本でもすでに行われているものを、野村さんが改めて体系だてて、明文化したものがフューチャーセンターなのでしょう♪


以下、野村さんの著書からの引用

新しい未来を創る最善の方法は、あるテーマに関心のある人を集め、好奇心、敬意、友情を分かち合いながら、何が出来るかを検討し、そこで描いた未来を創るためにともに行動することにコミットする


もう、旧態依然とした物の進め方や中身の空っぽな形式的な合意形成は止めにしましょう♪
東京はにしがわから変わりつつあると実感した一日でした。
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by cobolabo | 2012-06-15 09:33 | ワークショップ

NPO法人ETIC.地域イノベーター養成アカデミー同窓会


こんにちは。





昨日は、最近やたらとお世話になっているETICさんの地域イノベーター養成アカデミー2010-2011メンバーの合同同窓会がありました。
http://www.etic.or.jp/(←コチラ参照)



会場は、前年度のメンバーの春野夫妻が経営する高田馬場のfast-slow-food HARUさんを貸し切って開催!!
http://www.fsf-haru.com/(HARUさんのサイト参照)
お店の内装も素敵ですし食べ物が上手い!
なかでもベーグルは絶品でしたね~。(写真がない。残念)






当日は、今年度メンバー3人で一緒にプログラムの計画~景品買い出し、そしてちょっとだけ場を回す役割もいただきました!
なかでも全国津々浦々のご当地クイズはかなり盛り上がりましたね!
参加メンバーは出身地も違いますし、イノベーターとして関わった地域も違います。







クイズの形式も自由にした結果、紙ベースのものから寸劇形式のものまで、クイズのイノベーションが起こりました。
そしてその後はお酒を飲みながらの歓談。結局終電近くまで。。






HARUさんは都内での生活から一転、近々長野県上田市に引っ越すそうです。
新天地でも頑張ってもらいたいものです!!お世話になりました!!
(写真ゼロ。涙)
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by cobolabo | 2012-03-25 19:11 | ワークショップ

まちづくりワークショップ報告(続編)

こんにちは。

アースカラーさんとのまちづくりワークショップ報告の続きですね。
テーマは『コミュニティ』について。


前段は以前の記事を読んでいただくこととして、まずは、最近とても興味・関心のある方が多い
『コミュニティ』について、おおまかに整理してみたいとおもいます。
引用は主に最近読んだ書籍、『地域社会圏主義:山本理顕氏』と『地域を変えるデザイン:山崎亮氏』より。いずれもかなり良書です♪



コミュニティとは:
もともとラテン語の『コミュニース』という言葉である。この言葉の前半『コム』は『一緒に』とか『共同して』の意味。『ミュニース』は『貢献』や『任務』の意味。つまり、コミュニティというのは『共同して何かに貢献すること』や『一緒に任務を遂行すること』という意味を含んでいるのです。
(コミュニティデザイナー:山崎亮氏)



コミュニティ、つまり共という概念を意味するコモンの語源は入会地。入会地はよそ者を排除する場所。
(入会地:村や部落などの村落共同体で総有した土地)
(社会学者:上野千鶴子氏)



前述の山崎氏は、著作の中でコミュニティを大きく2つに分類します。
ひとつは同じ地域に住むからこそ共同して活動する『地域コミュニティ』、これは町内会や子供会のイメージです。



そしてもうひとつは住んでいる場所はバラバラだけど興味の対象が同じなので集まって活動する『テーマコミュニティ』こちらは鉄道ファンやネット上でのコミュニティのイメージです。




山崎氏は、これらが主体的に活動することで、今後社会的課題解決の担い手として期待を寄せます。



一方の上野氏は、加入・脱会の自由、それと選択性が必要であるとし、むしろコミュニティやコモンといったものには非常に懐疑的です。



山本さんの『地域社会圏主義』では、近代の都市計画における地域単位『近隣住区』が行き詰まりを見せる中で、建築をベースとした新たな圏域を仮説的に組み立てています。こちらは非常に興味深い内容で、山本さんのこれまでの思想の集大成ともいえるのではないでしょうか。

山本さんは、大学の建築学科でも指導教官としてお世話になりましたが、若手の頃から一貫して建築と社会とのつながりという部分に問題提起をなさってこられている方です。





山本さんの著書の中では、その他数々のキーワードがちりばめられています。例えば、




『ばらけた個人がつながる必然性をどのようにデザインするか?』




『お互いに自立しながら、もう一度共同性を再建できるような、ドライでもありウエットでもあるような、助け合いであるようなフェアな取引であるような、新しい創造性を持った空間の感じが出てくると良い』



『その時々に応じて人とのつながりを選択できるという、所属のフレキシビリティをどう考えるか』




これらは非常に示唆に富み、今後のコミュニティといったものを考える上で重要な内容であると思います。そして、以前より私が考えるコミュニティに関することとほぼ一致しています。



そして著書の最後に、山本さんからの締めのコメントが、
『コミュニティは過去にあってすでに失われてしまったものでもないし、私たちの自由を拘束するものでもないと思います。私たちの責任で作り上げるものだと思います。だからこそ私たちが実感できる具体的で現実的な場所の特性とともにあるということが極めて重要なのだと思いますね。』



以上の引用を踏まえ再考しますと、日本の高度成長過程のなかで、農村型のコミュニティから都市型のコミュニティに移行するに当り、個人が地域で帰属する先はなかなか成立しにくくなっています。(詳細は以前の記事より)
また一方では、ネット空間に基づくある種の選択性を有する、個人にとって使い勝手の良いコミュニティが、若者を中心に重宝される傾向があります。(最近のfacebookは顕著な事例)



つまりは、現代の社会において、人は昔ながらの村社会的なコミュニティは求めていないものの、やはりどこかで人とは緩やかに繋がっていたいという願望はある、というのが今の私の個人的な意見です。また、そこではコミュニティへの着脱の容易さ、手軽さの様な感覚も同時に求められるのだろうということです。


そこで私が仮説として考えているのが、前述の『所属のフレキシビリティ』に通じる、繋がり・集まりの必然性を持ち、かつ選択・着脱の容易性を併せもつ『convenient community』という概念です。



この考えについては、練馬区での活動を通して、具体に検証していければと考えていますので、また追い追い活動報告と合わせてお知らせしていきたいと思います。
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by cobolabo | 2012-03-05 12:12 | ワークショップ

アースカラー まちづくりワークショップの報告

こんにちは。

先日、㈱アースカラーの石川さんのご招待より、私が現在練馬で展開する活動の話とともに、まちづくりにおけるステークホルダーとの協力関係づくりに関するワークショップを無事開催しました。

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まずは石川さんからガイダンスも兼ねてこれまで2回ほど行ってきたワークショップの振り返りです。

『まちづくり』というと都市再開発やら不動産、建築といった新たに何かを創造するイメージがわきがちでありますが、実際にはそれはほんの一握りのものです。英語で例えるのならば『make』でありますが、実際には『Re make』のイメージだろうという見解です。

つまり、既存の建築や景観、人の活動などを再生・再構築していくものではないのか。
更に、鎌倉時代の一遍上人絵伝などの史歴から紐解き、本来的には『まち』の成り立ちは人間の『交換』行為に基づくものとして石川さんは仮説を立てておられるそうです。それに対して現在のまちの成り立ちは『居住』の用途が主になっているという論理展開です。

話の中では特に、『交換』と『居住』の時系列で見たまちの成り立ちの要素の対比は、非常に面白い視点だと思いました。


その後は、私のスライドと問題文をもとにしたステークホルダー図を各自が作成して、みなで振り返りを行いました。(この石川さんが作成した問題が秀逸なんです。)

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最後に、石川さんから現在のまちづくりにおける『廃校の跡地利活用問題』について具体の実例やデータを基にした問題提起がありました。
人口減少社会においてこの問題は各自治体ともに共通するものですが、データに照らし合わせて改めてみてみると、非常に興味深い傾向が顕著に表れていました。

参加者も皆納得。

そんなこんなで当日は無事に終了を迎えることが出来ました。
この場をかりて、石川さんありがとうございました&引き続き宜しくお願いします。


そして、ここからは私見です。当日のワークショップで議題に上がった『居住』用途を主とするまちの成り立ちについて。

もともと、近代以前の日本社会では、物の交換を通じて生活圏が成り立っていました。
つまり、近代以前の農村型の社会では、農作物を『生産』し、その交換等により『消費』する生活圏が極めて近いものであって、それが地域として機能していた。生産圏を生活圏が包含するイメージです。
ところが近代化が進み、都市部への人口流入と都市化が進むにつれ、人がものを生産する生産圏と日常生活を営む消費・生活圏とが次第に分離されるようになりました。

労働人口の大部分を占める会社員は、自分が属する会社への帰属意識が強まり、その結果、いつのまにか生産の場と生活の場とが大きく離れたものとなってしまったのです。

朝、会社に出ていくお父さんが、夜遅くまで会社で仕事をし、その後、職場の同僚と提灯居酒屋で一杯交わして、終電近くで家路につく、そんなイメージが分かりやすいでしょうか。会社と、それを中心とした関係があくまでお父さんの帰属する先だったのです。
汗水たらして猛烈に仕事命で働いてきた結果、いざ、休暇日や退職後に家の近所で何か活動をしようと思っても、知り合いもいないし、そもそも家の近所で何が起こっているのかも分からない状況になってしまっているのです。

農村型生活スタイルから都市型生活スタイルに変遷を遂げるに至っては、日本は国全体として右肩上がりの高度成長を遂げていましたから、これによる弊害を意識し、批評するなどということは社会において起こり得なかったのです。社会皆が、一億総中流を目指して明るい未来に向かって邁進していたのですから当然ですよね。

しかしながらバブルがはじけて、小泉元首相の構造改革の大鉈が振り下ろされるや、総中流であった日本社会にも勝ち組と負け組とが生まれ、ついには日本にも『貧困』という言葉が蔓延するような社会になってしまいました。もはや労働者にとっての会社は、ゆりかごから墓場まで面倒を見てくれるような、生涯帰属できる先ではなくなってしまったのです。


当日のワークショップでも議論に出たのですが、このような社会状況でまちを再生するキーになるのは『コミュニティ』の存在ではないかと思っています。

この『コミュニティ』については後日改めてまとめてみたいと思います。
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by cobolabo | 2012-02-26 12:18 | ワークショップ

ソーシャルキャピタルcafe2

こんばんは。

今日は、標題にある『ソーシャルキャピタルcafe2』というイベントに参加してきました。
ご招待下さったのは、NPO法人Mystyleこだいら代表の竹内千寿恵さんです。

こちらは知り合いの小平に住む方からご紹介いただきました。何でも小平の重要人物だそうで、多摩地域のコミュニティビジネスネットワークの世話人でもあるそうです♪


そもそも『ソーシャルキャピタル』とは?
⇒信頼で結ばれた人と人との間にある『見えざる資産』とのこと。ソーシャルキャピタルが豊かになることで、経済、環境、教育などさまざまな地域課題が改善すると言われているそうです。

今回のイベントは、そのような場を作るべく、竹内さんはじめ関係者の皆様が用意して下さいました。


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まずはお互いに知らない者同士なので、手始めにアイスブレイクで打ち解けます。
その後は、NPO法人ワップフィルムさんによる蒲田を舞台にした映画の上映会。その名も『商店街な人』。『な』というのが大切です。商店街『の』ではなくなを使うことで、その商店街を愛する皆に開かれた意識が生まれるのです。

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(写真がグズグズですね。笑)

そしてその後は、まち語りのワークショップと収穫について各チームごとにまとめて話合います。
いくつかのチームに分かれて、わが町で撮ることを仮定した映画の題材を考えます。
各チームともに個性的なテーマがあがりますね。面白い!

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そして発表後には一番大事な振り返りの時間をたっぷりと確保♪
各自ごとに気づきの整理です。

今回のイベントにプレイヤーとして参加して、まちづくりや地域活動をするに当り改めて気付いた私見を少し。

・誰もしたことがないことをやる場合は、反対者や否定的な意見が出ることは当たり前。

・突破力を持って結果を出すことで、周りは自然とついてくる。(廻り皆が必ずしも手をつなぐ必要はない。場合により弊害になり得る)

・戦略的かつ無邪気にやりたいことをやるという姿勢が大事。

・自分がリーダーという自覚ではなく、プロデュ-サーの意識で全体を俯瞰する意識を持つ。


すべて当然大切な視点ですが、ついつい忘れがちなことでもあります。

今日は本当に気付きと収穫の多い一日でした!
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by cobolabo | 2012-02-19 21:57 | ワークショップ