You Make The Rule

こんにちは。

今日は東京も雪。寒いですね。

さて、先日、新宿のOZONEで開催された建築家/谷尻誠氏の『You Make The Rule 再描写を試みる家展』を見に行ってきました。

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谷尻さんについては、以前から雑誌等のメディアを通してかなり関心をもっていました。
ようやく実物(笑)、いや本人にお会いして話を聞くことが出来ました。

今回の企画は、加藤孝司さん(ジャーナリスト)、山野英之さん(イラストレーター)(前の事務所でほんの少しやりとりさせてもらったことあります!)とのトークショーで、再描写という試みがつくるもの、と題したものです。

会場には、谷尻さんが計画した発泡スチロールでできた家があり、(スケールも実寸です♪)非常に魅力的な会場構成になっていました。

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↑これ全部発泡スチロールですよ。笑

以下、トークで気になったことをまとめ

・モノやコトを読み違える能力・感覚は大事(ex.赤ちゃんが、モノに対して本来の用途と違ったものを見つけ出すことなど)

・社会やコトの枠組みを作っているルールを一旦再定義する必要がある。(ルールを解かすということ)

・サイズ感には個人個人のものがある(個人の感覚でアジャストできるという考え)

・予定調和を超えた、やりとりを通じたモノの生成。結果として、ユーザーと完成品との間にできる余白の必要性。(未完という完成形)

・普段の研鑽を意識的に積むことで、無意識を意識的にやれるようにすること。
(陸上の為末さんを例に、走るコースや相手によって走法を変えて普段練習することで、レース当日はその練習が無意識に発揮されるということ)


そもそも、谷尻さんが発泡スチロールで家を作ったのは、『人の作る建物が、人の命を奪う』ということに矛盾を抱いており、先の震災前から思っていたそうです。

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また、これらを作る過程で、メンバーとやりとりしながら、現場で削ったり切ったりして加工しながら作ることで、想像していた以上のものが完成されたという充実感を感じたそうです。


最近、建築を設計するときに心がけていることは、『外よりも気持ち良い室内をどうすれば作ることが出来るか』ということ。

また今後、試みたい家づくりは『太陽の光のみで生活する家』だそうです。
とても魅力に満ちた話でした。

本当に共感が多く、興味深い話ばかりでした。
これまでの作品をレビューすると、当日聞いた話と作品とがしっかりとリンクしてきます。

今後も要チェックの方ですね!!
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by cobolabo | 2012-01-20 09:36 | 建築・デザイン